倉庫選びの3つの基本ポイント
物流倉庫には様々なタイプがあり、自社のニーズに適った倉庫を選ぶことが大事です。倉庫選びには基本ポイントがあり、先ず挙げられるのは立地です。立地条件は物流ルートに関わるもので、とても重要なポイントと言えます。倉庫の立地が悪いと物流の効率性が低下するだけでなく、従業員が通勤しづらくなります。次に挙げられるポイントは、物流倉庫の対応内容です。温度管理や湿度管理など、倉庫によって対応内容は様々です。保管対象が温度や湿度に影響を受けるのであれば、倉庫の管理設備に万全を期する必要があります。そして、どのような倉庫を選ぶにしても、コスト面を十分に考慮することが重要なポイントです。特に長期間の契約となれば、保管にかかるコストは相当な額に上ります。
保管対象に適した倉庫を選ぶ
物量倉庫を選ぶ際には、保管対象に適した倉庫を選ぶ必要があります。家電製品等の保管では広いスペースが必要となり、製品の出し入れのしやすさが大事です。また、家電製品は湿気や温度の影響を受けやすいので、必要な設備が整った倉庫を選ぶことが大切です。アパレル関係の保管では、湿度管理と防虫対策がポイントとなります。防虫対策には専門の対策が必要になるので、ノウハウのある倉庫を探すことが大事です。食品の保管については、何よりも温度管理が重要となります。常温やチルド、冷凍など幅広い温度管理に対応可能な倉庫を選ぶのがポイントです。特に気を付けたいのが、温度管理にムラがないことです。倉庫内の位置で温度にムラがあると、食品の品質維持に支障をきたす恐れがあります。
「物流」とは、商品が企業から消費者に届くまでの流れのことをいいます。配送や輸送をはじめとして、保管、荷役、梱包や包装、流通加工といった様々な機能があります。